「僕の目は日本刀のように」
日本の伝統的な衣装である着物に用いられる技法のひとつにろうけつ染め(ろう染め)がある。
また、現代、テキスタイルとして多くのシルクスクリーンプリントの技法が生み出されつつある。
私はその一見、相反する二つの技法を用い、
伝統の深さ、イノベーションの必要性、
その二つの不安定なバランスが生み出す矛盾から無限の可能性を表現したい。
野生的なものと人工的なもの、強いものと繊細なもの、かわいらしいものと怖いもの、東洋と西洋、ナショナリズムとグローバリズム、
それらはすべて、伝統と革新というジレンマから生まれる人間の普遍的な生命力である。
BACK