「神様はミサイルに乗ってやってきたんだ。」






このグローバリズム全盛の時代に育った私たち世代において、多民族共生、世界平和、またその歪が生む、全ての戦争・紛争を含め、
ナショナリズムというアイデンティティーをどう確立していくべきなのかを問う目的で製作した。
 日本の伝統技法である、ろうけつ染め(ろう染め)、金彩、表具などの工芸的な価値観、つまり、技法から生まれる精神性(行程における東洋的美意識)を
今、私の世代の人間(結果を重視した塗り重ねや修正が人工的に可能とされる人間主体の西洋的美意識がすり込まれている)が扱うことによって
大きな矛盾がうまれてくる。この矛盾を切り口にして、多民族共生意識の中でのアイデンティティーのひとつのあり方、
ナショナリズム(この場合、国粋主義・国家主義とは訳さない)を安穏に解体できる可能性をもっているのではないだろうか。




神様はずっと正義だとおもっていた。


でも僕は見たんだ。


テレビや本で神様がミサイルに乗って来るのを。


その神様をこころから信じているひとたちを。


でも、神様はそんな残酷だから、僕に一瞬、無限の生命力を見せてくれるんだ。



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